映画批評

映像制作する上で必見の日本人映画監督5名

こんにちは。
オリーブちゃとるです。

今回はわたくしが選ぶ映像制作をする上で必見の日本人映画監督についてご紹介します!
完全にわたくしの独断と偏見で選んでいますので、悪しからず。

自主制作映画界の神様 園子温

映画ランド

園子温 代表作

・愛のむき出し
・希望の国
・Tokyo Tribe

自主制作映画を作る者にとって永遠の憧れである園子温監督。
園子温作品は賛否両論ありますが(わたくしの中でも作品によって評価が分かれます)
園子温監督の映画に対する情熱や哲学は映画監督を志す者に刺さるものがあります。

ちなみに園子温監督にわたくしが作った映画のチラシを直接手渡ししたことがあります。なんやコイツみたいな顔をされたのも今では良い思い出です笑。

日本を代表するホラー界のドン 中田秀夫

シアター

中田秀夫 代表作

・リング
・女優霊
・仄暗い水の底から

Jホラーを代表する映画監督といえば中田秀夫監督。
VHSと貞子のおどろおどろしさがたまんないんですよね。

時代を経るごとに映像が綺麗になってきて、ホラー映画もどこかツルンとした印象を受けてしまうことが多くなりましたが、VHS全盛期の頃が一番おどろおどろしい表現が合っているように思います。
そういうところを上手く突いた映画が『リング』です。

テレビで中田秀夫監督のインタビューを観たんですが結構面白い方で、女性の中に入り込みたいから映画を作っている、というようなことを言っていました笑。

スタイリッシュな日本映画といえばこの人 中島哲也

推しムビ!

中島哲也 代表作

・下妻物語
・告白
・渇き

スタイリッシュな日本映画を作ってる人と言えば?と考えたときにわたくしの中で真っ先に浮かんでくるのが中島哲也監督。
『パコと魔法の絵本』以前まではちょっと毒の入ったファンタジーチックな作品が多かったのですが、『告白』以降はダークでスタイリッシュな作風に変化しています。

伝説のテレビドラマ『私立探偵濱マイク』では第9話「ミスター・ニッポン 〜21世紀の男〜」を担当していて、パンチの効いた笑いも届けてくれます。
『私立探偵濱マイク』はEGO-WRAPPIN’の主題歌が入ったバージョンが一番良いのですが、残念ながらVHS版でしか収録されていません…

温かい目線で日本社会をぶった切る 是枝裕和

TELASA

是枝裕和 代表作

・誰も知らない
・海街ダイアリー
・万引き家族

今の日本で一番有名な映画監督といえば是枝裕和監督でしょうか。
是枝裕和監督の映画は一見ほのぼのとしたように感じますが、最後まで見通すと結構な絶望感に襲われるような映画が多いように思います。
ただ、是枝裕和監督の映画からは人に対する温かい眼差しのようなものが窺えます。

ちなみに奴隷労働のような日本の映像業界をもっと良い環境に変えようと尽力しているのも是枝裕和監督です。

日本社会のタブーをコメディにした 伊丹十三

毎日新聞

伊丹十三 代表作

・たんぽぽ
・マルサの女
・ミンボーの女

日本社会のタブーを風刺のきいたコメディに仕立て上げた映画監督といえば伊丹十三監督です。
伊丹十三監督の物事に対する観察力が、映画の中に詰め込まれていて大変面白いです。
悪役の描き方もお見事で、翻弄される主人公たちについつい感情移入してしまいます。

残念なことに伊丹十三監督はお亡くなりになっています。死因は自殺ですが、日本社会のタブーに切り込みすぎた故にある勢力によって消されたとも噂されています。
信じるか信じないかはあなた次第ですよ!

いかがだったでしょうか。
まだまだご紹介したい日本人映画監督は沢山いますが、とりあえず今回はこの辺で!
ではまた。