映像辞めたってよ

クリエイター辞めました。ので,色々と本音を書こうと思う その1 映像制作は儲かりません

皆さんこんにちは。
オリーブちゃとるです。

表題の通り、クリエイター辞めました笑。

学生のころから映像制作を始めてから10年ほど経ちましたが、日本で映像クリエイターとしてこの先何十年もやっていく実感が沸かないというのが主な理由ではあります。(また今度詳しく書きます。)

そもそも、お前は映像クリエイターなのか?そんなやつの言うことは参考になるのか?
と言われれば、うーむ、どうなんだろうという感じですが、
映像クリエイターとして第一線におられる方の成功話はあまり参考にはならないし実際に辞めていく人の方が多い世界なので、映像クリエイターのゴミくずの言うことの方が価値はあるかと思います。

今は全然違うことで起業して収入を得ており多分動画の仕事貰うことはこの先もう無い思うのと、しがらみももう無いので、いろいろぶっちゃけて書いてみようかと思います。

映像制作は儲かりません

一部の成功者や、ブログで盛って書いてる人を除けば基本的にその辺で見つける映像制作の仕事は儲かりません。

最近では副業解禁などでYouTube等の映像編集の仕事が注目されているようですが、基本的にこういった仕事は低賃金で長時間労働です。

某クラウドワークスなんかの相場では1本あたり1000円といった案件がごろごろ転がっています。

仮に動画素材の長さを20分(ものに依りますがYouTube動画の素材としては短い方です。)、完成させる動画を10分とすると、動画素材のどこを使うかを見るために全てを再生するだけで少なくとも素材分の20分はかかります。
都度使う部分を繰り返し再生する必要があるので、20分は軽く超えます。

そこからカットを繋げていきます。
切って繋げて要らない部分を捨てて。
これを繰り返すだけで1時間は超えます。

1000円の案件だとこの時点で時給1000円のバイトを下回ります。

カット編集が終わったらテロップを入れていきます。
テロップ作りでやることと言えば、文字起こし、テロップを打ち込む、装飾する、
テロップを入れるタイミングを見て配置。
これが基本なわけですが、地味に時間がかかります。

優しいクライアントが、「テロップは登場する人の名前だけでいいよ」、という場合にはすぐ終わりますがそんなクライアントは残念ながらほぼ居ません。
依頼されるテロップ量というのは基本的に「動画盛り上げる感じで」といったざっくりしたものが多く、完成した動画を提出後にもっとテロップ追加してくれとなるパターンが多いです。

日本のテレビ独特の文化としてテロップ量が無駄に多い、というのがあるみたいですが、YouTubeにもその文化が浸透してしまっており編集者泣かせです。(無くなってしまえそんな文化)

テロップ入れが30分で終わったとしましょう(1つあたり配置し終わるまで5分として6個の計算。絶対もっと時間かかりますが)。
次に行なうのは、書き出し、完成した動画のチェックです。

書き出しはパソコンのスペックによりますが、大体完成させる動画と等しいぐらいの時間はかかるのでここでは10分とします。

書き出しが終了した動画のチェックで動画1周10分です。

ここまでやって1時間50分です。

どうですかクリエイターのみなさん!
毎回毎回1時間50分で編集全部終わりますか?

当然ながら、編集した動画を見終わって終わりではありません。

ここからクライアントに提出してチェックを受けます。
チェックが終わったら、修正作業に入ります。

優しいクライアントであればそのまま納品完了となりますが、そんなことはほぼありません。

あーして、こーしてと注文が入り、修正作業動画書き出しチェックなどをすると1~2時間は取られます。

トータルでおよそ4時間はかかります。テロップ最小限とかでですよ?

1000円しか貰えないのであれば、どこかでバイトした方がマシです。

1000円を稼ぐために必要なものは、あなたの貴重な4時間と編集ソフト代と10万円ほどのwindowsデスクトップパソコンです。

10万円ぐらいのwindowsデスクトップパソコンでないと最近の編集ソフトはまともに再生すらしてくれません。

10万以上出してもmacbookでは快適に編集できません。カッコいいけど。
Adobe製品はimacのハイスペックでようやく動きます。Final cutは比較的低価格のmacでも動く気がします。mac使いはFinal cut覚えた方が良いです。買い切りだし。

1000円稼ぐのにこれだけの物が必要なんです。

最初は1000円で徐々に単価アップします、という募集もあるかと思いますが基本的には期待しない方が良いです。

1本に1000円しかくれないようなクライアントが単価アップしてくれると思いますか?
上がっても数百円です。

雇う側で考えてみてください。
大して特殊な技術も要らない割と誰でもできるYouTubeの編集をしてくれる人を雇っており、その人が単価を上げてくれと言ってきた場合、他の人を新たに雇った方がお得だからです。

そうです。簡単なカットしてテロップ乗っけるだけの動画編集は誰でもできるものなのです。

なので基本的に買いたたかれます。

副業で動画編集を勧める人もいますが、基本的にはオンラインセミナーの勧誘で商材を売りつけたいだけです。
6万もするようなYouTube動画を作ろうという商材があるみたいですがそんな物にお金をつぎ込むならPC買い換えた方がマシです。動画編集の方法はネットにごろごろ転がっています。

セミナーを通しての人材紹介もあるみたいですが、ネズミ講と変わらないのでは?と勘ぐりたくなります。(良い案件は基本身内で回すので、どこの馬の骨かわからない人には絞りカスしか回りません。株のインサイダー取引みたいなものです)
これとか特にそんな感じがする。

動画編集の儲かる話は基本的にア〇ウェイとかそういうものに近いと考えた方が良いのかもしれません。

なので、わたくしは副業として映像制作をするのは絶対におすすめしません。
映像制作の仕事をこれからやっていきたいという方は別ですが、単にお金が欲しいという方には絶対におすすめしません。

この記事にあるように時間がかかり過ぎるのと、機材を揃えるのが大変だからです。

そしてもう一つ。

動画編集の仕事がフロー型でしかないのです。
1本あたり1000円の動画を作ったとします。
その作った動画がバズったりして1000円以上の広告収入などが出ているとしても、あなたのポケットに入るお金は永遠に1000円でしかありません。
クライアント側は1000円出してあなたに動画を作ってもらって、1000円以上の儲けが一時的ではなく長期間発生するわけです。
1000円マイナスで1000円儲けてもプラマイゼロやん、という方は考えが甘いです。
あなたが受け取る一時的な1000円は、クライアントにとっての資産となるわけです。
あなたに動画を作ってもらう時間を利用して他のことにも取り組んでいるんです。

請け負った動画編集の単価が高くても、作った動画はあなたの資産にはなりません。
(また後日詳しく書こうと思います)

もちろん1000円を得るために学んだ編集技術などは蓄積されるので無駄にはなりませんが、クライアント側からすれば誰でもできる技術としか見られていません。

ただ単にお金が欲しいならば、バイトしたほうが本当にマシです。

いろいろ書き足りないのと主に編集の仕事の話になってしまったので、また別の記事で色々書こうと思います。

一応予告として、
・これから動画編集で仕事を請け負おうと考えていらっしゃる方への提言
・動画は結局手段でしかない
・わたくしが映像辞めた理由
・映像業界には無数の屍が転がっている
・無名の映像クリエイターは報われるのか?

といった内容でお届けしようかと考えていますが
内容は変更する可能性があります。あらかじめご了承ください。

ではでは。